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東京大学医学部附属病院 臨床研究棟4階
〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1

診療CLINICAL PRACTICE

吸入指導連携


 気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患治療において、吸入療法は重要な位置づけとなっています。各種吸入薬の登場により、多くの症例では良好なコントロールが得られるようになりましたが、デバイスの種類も多く、患者さんの理解や手技の習得が不十分なために、コントロール不良となってしまう症例もあります。吸入薬の副作用を抑え、治療効果を十分に引き出すためには、薬剤師による患者さんへの継続的な吸入指導が重要であるとされています。

 このため、当院では、病院と地域の保険薬局が連携し吸入指導を行えるよう、吸入指導依頼書・評価票を用いた吸入指導連携の運用を開始しております。


各種資料
 ご案内PDF       letter.pdf へのリンク
 吸入指導依頼書PDF   request.pdf へのリンク
 吸入指導評価票(DPI用)PDF   assessment DPI.pdf へのリンク 
 吸入指導評価票(pMDI用)PDF  assessment pMDI.pdf へのリンク


薬剤師さんへのアンケート


 多数のご協力、誠に有難うございました。今後の診療の参考にさせて頂きますとともに、結果をまとめて報告できるようにしたいと考えております(2020年7月28日)。



地域医療連携・喘息/COPD


 地域医療連携とは、医療機能の分担と専門化を進め、医療機関同士が相互に円滑な連携を図ることにより、患者さんが地域で継続性のある適切な医療を受けられることを目指すものです。

 当院呼吸器内科におきましても、従来より地域医療連携を推進しておりましたが、2020年3月より新たに外来に「地域医療連携・喘息/COPD」枠を設置いたしました。この外来では、日常の診療や投薬は、患者さんのかかりつけ医の先生に担って頂き、当科外来ではより専門的な病態の評価や治療方針の見直しなどを行います(初回の評価のみでも構いませんが、半年や1年毎のフォローをお勧めしています)。


概要
 


曜日: 毎週火曜日午後2時より

対象疾患: 気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患 およびそれらが疑われる場合

内容:
 問診、各種質問票(喘息コントロールテスト、COPDアセスメントテスト)
 画像検査(胸部レントゲン写真、胸部単純CT)
 採血(末梢血好酸球数、IgE)、喀痰好酸球
 呼吸機能検査、呼気NO検査、6分歩行試験 など


※ 臨床研究へのご参加をお願いすることがあります。多くは追加の侵襲のない観察研究です。研究への参加は任意であり、不参加による患者さんへの不利益はございません。


予約方法

  医療機関より附属病院の予約センター(03-5800-8630)にご連絡の上、予約を取得ください。
 (申し訳ありませんが、患者さんご本人からの予約は受け付けておりません。)

  詳細につきましては、附属病院のHPをご覧ください。  


バナースペース

東京大学医学部附属病院
呼吸器内科
243研

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お問い合わせ

東京大学呼吸器内科243研究室 http://square.umin.ac.jp/konai243ken/